Dr.Solowの ”軟組織ストレッチ仮説”
2019-12-18
いつもご覧いただきありがとうございます。
さて今日も”#RAMPA” 関連の投稿です。
頭蓋顔面の縦方向の成長をできるだけ前後方向の成長に変換する目的の#RAMPA治療を行っています。
縦方向の成長が優位な子供は、前方頭位(簡単に言えば猫背)なのでしょうか?
Dr.Solow は軟組織ストレッチ仮説として1977年に軟組織の伸縮は頭蓋顔面形成における制御因子であると報告しました。
下記のシェーマについて説明します。
前方頭位(猫背)が顔面頭蓋の形態的変化を引き起こし、気道が圧迫され、神経筋機構によるfeedbackから姿勢が変化し、さらに前方頭位が強くなっていくという悪循環を示しています。
この循環を逆に回すのがRAMPA治療の考え方です。
前方頭位が改善しないうちは、RAMPA治療はまだ途中であると考えます。
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