新型コロナウイルス感染症に対する取組み（緊急事態宣言の延長にともない）
当院の感染予防体制について
コロナウイルス感染の疑いがある方に対する取り組み
・風邪のような症状が4日以上続いているかた
・お身内や勤務先でコロナウイルス陽性患者が出ておられるかた
以上の事項に該当する方は、予約をキャンセルあるいは延期を検討させていただきます。
全体的な取り組み
・1日の来院患者数を少なく。（ソーシャルディスタンスの考え方）
・1回の処置内容を少なくすることで時間短縮。
・ご予約の延期。
・換気は常におこなう。
・基本的な感染防御はこれまで通り。
すべての患者さんへ
4月13日よりいち早く感染予防体制を敷いてまいりました。全国的に感染経路が不明ななかでのクラスター感染源とならないようにすることが、結果的に患者さんとスタッフの安全確保につながるとの考えから、まずは引き続き診療制限および診療縮小を第1選択といたします。
とはいえ、これだけ全国に蔓延するウイルスですから、生涯感染しないでいられるという保証はどこにもないということが、国民のみなさんに浸透し始めていると思います。やはり高齢者のかた、基礎疾患のおありのかた、妊婦のかたに関しては、ワクチンができるまではリスクの高い状態が続いていくと考えられますが、全国的に指定感染症に対応できる医療体制を維持しながら集団免疫が獲得されるのを待ち、普通のインフルエンザに対する対応と同じようになるというソフトランディングを政府は考えていると思われます。
世界的にみるとスウェーデンは感染が広がる中でも政府の決断により、一時的に死者が増えることになっても集団免疫の獲得が、長期的にみて国民のプラスになるという決断をして、ほぼ社会的な制限なしで、いまのところうまくいっているようです。わが国においても、政策は批判を浴びていますが、知ってか知らずか結果的にスウェーデンと同じ政策をとっており、感染拡大に関しては徐々に収束していくものと考えております。
とくに歯科に関しては口腔内を清潔に保つことが全身的な健康増進につながることがわかっており、その考えに基づきこれまで当院でも予防管理をお勧めしております。ところが、お口の健康がどれだけ今回の感染症予防に寄与できるかの根拠が不足しているので、いまのところ診療の縮小を選択することが、患者さんとスタッフの安全につながると考えております。
これからも従来の診療をスタートできる時期を探りながら、縮小体制の診療を粛々と続けてまいります。ご理解とご協力を引き続きお願い申し上げます。
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